メタボリックシンドロームや生活習慣病について、最近テレビ番組などでも、
よく取り上げられています。
その影響もあってか、メタボックリや生活習慣病といったものに対し、
関心が高まっているようで、自分もメタボリックなのではと不安に感じたり、
生活習慣の改善などへの意識も、同じように高まってきているようです。
今後、メタボリック健診の義務化に伴い、検診を受ける方の数も増加していきますが、
メタボリックシンドロームへのこのような関心の高まりが、影響しているのか、
自宅で自分でメタボ検査ができるメタボセルフチェック検査キットが、販売されているようです。
メタボ健診が義務化になりますし、自分で検査をする必要がないと、私は思ったりするのですが、
意外と自分でメタボセルフチェック検査キットを使って、検査をする方が多いようです。
その理由のひとつとして、専門機関での検査ではより良い結果を出したいという心理的なもので、
専門機関で、メタボ検診を受けて、その結果メタボリックや生活習慣病の改善を
指摘される前に、自己で検査をし少しでも改善しておきたいというのがあるようです。
メタボリックシンドロームの診断基準として次のようなものがあげられています。
腹囲(ウエスト)が、男性は85センチ以上、女性が90センチ以上、
または、CT検査で内臓脂肪の面積が100cm²であり(これは、ちょっとピンとこないですね。)
下記のいずれか2つ以上に該当する
・血糖値(高血糖)が、空腹時血糖値 110㎎/dL以上、
・血清脂質(高脂血症)が、中性脂肪(トリグリセリド)値 150㎎/dL以上
HDLコレステロール値 40㎎/dL未満 の両方またはいずれか
・血圧(血圧高値)が、最高血圧 130㎜Hg以上・最低血圧 85㎜Hg以上 の両方またはいずれか
上記にあげた項目に該当する方が、メタボリックシンドロームであると診断されます。
ウエストと血圧は、自宅でも測定することが出来ますが、他の項目に関しては無理ですよね。
自分が、メタボだと判断したとして改善の道を日々歩んだとしても、
自力で、苦労した改善結果が表れているのかを判断することは難しいです。
メタボリックシンドロームであると判断すること、そしてメタボが改善されつつあると
判断する為に使われるのが、先程紹介したメタボセルフチェック検査キットです。
このメタボ検査キットが、どのようなものかと言いますと、
自宅に居ながらも、血液検査が可能なものです。
血液検査と聞けば、エー注射器で・・・と連想してしまいますが、
この検査キットでは、指先に針を軽く刺して血液を採集し、採取した血液と同梱されている
問診票を記入し、指定の住所に郵便で送るだけで、検査結果を知る事ができるというものです。
メタボリックシンドロームや生活習慣病というものは、今では中高年特有の病気では
なくなっています。
しかし、メタボを意識する年齢といえば、やはり中高年となるのではないでしょうか。
こういった年齢層は、働き盛りで職場でも管理職という立場の方も、少なくはないと思います。
仕事が忙しく、なかなかメタボ検診に行けないと言う方も、いらっしゃるかもしれません。
そういった方にとっては、こういったセルフチェックが出来る、
メタボリックセルフチェック検査キットを活用してみるのも、良いのではないでしょうか。
販売メーカーによって、検査キットの価格は様々あるようですが、
5,000円から8,000円くらいで購入することができます。
メタボリック検診に出掛けられる時間のある方は、ぜひ専門機関に足を運んでいただき、
どうしても時間が取れないが、メタボは気になる、自分の健康度をチェックしたいという方は、
メタボリックセルフチェック検査キットを試されると良いかと思います。
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